鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

るもい雪中鉄路

2016年12月4日を最後に廃止となる留萌本線・留萌~増毛間。日本海を望む絶景区間としてずっと憧れてきた場所。2016年2月、最後の冬を撮ることができた。(全56枚・1/6)

撮影・留萌本線・瀬越

【瀬越】現地に着いた時は猛吹雪で目も開けていられない。列車を待つことすらあきらめかけたが、到着5分前に奇跡的に雪がやんだ。

撮影・留萌本線・瀬越

【瀬越】強い風。打ち寄せる波の音もものすごい。冬の日本海はこうも厳しいのかと洗礼を受ける。でも列車はやってきた。

撮影・留萌本線・留萌

【留萌】さすがは地域の拠点となる駅である留萌駅は古いが質実剛健の駅舎がそびえる。ただ、ひと気はほとんどない。

撮影・留萌本線・留萌

【留萌】かつて留萌本線を走り、多くのファンが訪れたSLすずらんのヘッドマークが展示されていた。

撮影・留萌本線・留萌

【留萌】峠を越えてやってきた増毛行の列車が到着。ブルーモーメントの空気の中、けっこうな数の乗客が駅を降りた。

撮影・留萌本線・留萌

【留萌】増毛に向かうのは鉄道ファンと数人ばかりの地元客のようだ。駅員が列車を見送って詰所へと戻る。

撮影・留萌本線・留萌

【留萌】増毛から折り返してきた深川行の列車が到着。駅員の背中が鉄道マンの誇りを感じさせてくれる。

撮影・留萌本線・留萌

【留萌】この列車は増毛からの最終列車。駅員がタブレットを渡す貴重なシーンを撮影することができた。

撮影・留萌本線・瀬越

【瀬越】翌朝、うす暗い7時前の瀬越から撮影開始。留萌市街地を抜けてきた列車がカーブの向こうから姿を現した。

撮影・留萌本線・瀬越

【瀬越】短い片面ホームだけの瀬越駅の傍らには、潮風の壮絶さを感じさせる漁業用倉庫があった。

撮影・留萌本線・瀬越

【瀬越】乗り込む人はなく、静かに瀬越を発車していく増毛行。奥には大きな風車が連なっているのだがそれも見えず。

撮影・留萌本線・瀬越-礼受

【瀬越-礼受】夏場であれば風車のある丘の上まで行けるようだが、雪も降ってきて視界も悪いし断念。