鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

るもい雪中鉄路

2016年12月4日を最後に廃止となる留萌本線・留萌～増毛間。日本海を望む絶景区間としてずっと憧れてきた場所。2016年2月、最後の冬を撮ることができた。（全56枚・6/6）

【藤山】翌日、留萌～増毛間は融雪による雪崩が警戒されるため運休となった。仕方がないので深川方面へ。

【藤山】駅前側はまだ小奇麗だが、ホーム側はつぎはぎの板が簡素に貼ってあるだけの壮絶なまでの姿をさらしていた。

【藤山】深川行列車が到着。実に静かな場所。当然誰も乗り降りせず、列車は静かに発車した。

【藤山】下り列車が到着。正方形にも見える不思議な形をした藤山駅。このたたずまいが人を惹きつけるのだろう。

【石狩沼田】かつては札沼線の終点でもあった石狩沼田駅。なかなかに立派な駅舎だが古さは否めない。

【石狩沼田】深川行の列車がやってきた。少しだけ雪がこびりついたキハ54の顔は少しすっとぼけているようにも見えた。

【石狩沼田】「いしかりぬまた」と書かれた懐かしさを感じさせるホーロー看板を入れながら撮影。それなりの乗車があった。

【真布】秘境駅の本の表紙にもなった真布駅に立ち寄った。道路や民家のすぐそばだし言うほどの秘境駅ではない。

【秩父別】不思議な色だがよく整備され大切に使われている秩父別駅を最後の撮影地としよう。

【秩父別】秩父別駅を望む国道の跨線橋から撮影。なかなかいい俯瞰ポイントだ。列車からはひとりの乗客が降り立った。

【秩父別】跨線橋の反対側から撮影。きれいな雪山が見えていたが盛大に電線が邪魔をするのでカーブを強調して撮影。

【秩父別】今度はホームから深川行の列車を撮影。こうして列車待ちの人を見ると安心する。前途は厳しいが頑張ってほしい。