鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

冬の石北烈風紀

道央旭川から北見峠、そして常紋峠を越えて、オホーツク圏の網走までを結ぶ石北本線。プッシュプルのDD51貨物列車も運転されることで知られる風光明媚なローカル線である。(全48枚・4/6)

撮影・石北本線・安国-生野

【安国-生野】生野駅近郊のS字カーブを8072レが豪快に駆け抜ける。静かだった雪原に、臓腑に響くエグゾーストが力強い。

撮影・石北本線・安国-生野

【安国-生野】安国駅で交換した8075レが踏切へと差し掛かる。満コンの重たい貨車を、力強く北見へと運ぶ。

撮影・石北本線・安国-生野

【安国-生野】8075レを追いかけた。どこまでも連なるコンテナの向こうに、先頭のDD51が姿を現した瞬間、シャッターを切った。

撮影・石北本線・遠軽

【遠軽】遠軽駅南方の跨線橋。ほどよくカーブする線路を、一日に数本しかない白滝方面への列車が夕陽へ向かって去っていく。

撮影・石北本線・遠軽

【遠軽】時刻は16時半だが、もう既に遠軽の街には夜のとばりがおり始めていた。思い切って流し撮り。見事に決まった。

撮影・石北本線・遠軽

【遠軽】夜のとばりが完全におりた頃、特別快速きたみが遠軽に到着した。たくさんの乗客が下り、また乗り込む。

撮影・石北本線・遠軽

【遠軽】冷え込んだ夜。遠くに見えるロックバレースキー場のナイターの明かりが暖かいとさえ思えてくるようなほどだ。

撮影・石北本線・遠軽

【遠軽】特急オホーツクが到着した。列車はここで進行方向を変える。運転士が下りてきた。鉄道マンの誇りを感じる一枚。