鉄道写真と飛行機写真の撮影紀
ずっと憧れていた、最果てを目指す鉄路・宗谷本線。猛吹雪にも、抜けるような雪晴れにも、希少性の高いラッセルにも出逢うことができて、大満足の撮影行となった。(全60枚・2/5)
【勇知-抜海】翌朝、まだうす暗い中、有名な跨線橋のポイントで、朝イチの上り特急スーパー宗谷2号を撮影。
【下沼-豊富】上りラッセルを撮るために下沼の跨線橋へ。まずは露払い役ともいえる下り普通列車を撮影です。
【下沼-豊富】ラッセルがやってきました。道北らしい軽い雪を豪快に巻き上げながら力強く駆けていきました。
【下沼-豊富】防雪林が続く中を駆け去っていくラッセル。雪をまといながら走るこのうしろ姿もなかなかいい。
【雄信内】車を切り返し、昨夜の宿泊地・幌延を過ぎて雄信内へ。「おのっぷない」って、読めないですよね。
【雄信内】錆びついた駅名板、裸電球。ひと昔前のローカル線の駅には必ずあったけど、今では貴重なものになりました。
【雄信内】ホーム側で目を引くのが、この達筆な筆致で書かれた雄信内駅の文字。重厚な雰囲気の駅舎とよく合っています。
【雄信内】雪がまた激しくなった。雪煙に霞む駅名票を撮影。間違いなくただの駅名票なのだが、雪に耐えるその姿に感動を覚える。
【雄信内】雪の中、かすかに踏切の音がしました。吹雪の向こうから、ラッセルの力強い姿が見えてきました。
【雄信内】ラッセルはここで下り普通列車と行き違い待ち合わせ。吹雪の鉄路を駆けてきた、その壮絶な姿をしばし休めます。
【雄信内】うしろ姿もびっしりと雪がこびりついたラッセルから遅れること数分、下り普通列車が到着。キハ54もいい役者です。
【糠南】板張りのホームとミラーがあるだけの糠南駅を、札幌から長躯駆けてきた特急スーパー宗谷1号が轟然と通過。