鉄道写真と飛行機写真の撮影紀
11月ももう終わりという頃、紅葉真っ盛りの長瀞・秩父路を旅した。長瀞のもみじライトアップは予想以上に美しく、いよいよクライマックスを迎えた紅葉前線を、思う存分堪能した。(全10枚・1/1)
もみじのよく映える朝の道を、のんびりと散歩する犬。犬もうらやましいが、飼主もうらやましいなぁ。
まだ朝早く、よく冷えて、もの静かな上長瀞のキャンプ場には、たくさんのもみじがあった。
まだ緑のモミジ、真っ赤なモミジ、その中間のモミジ。これらが合わさると「錦」のような美しさになる。
国道が荒川を渡る親鼻橋。そこから荒川を見下ろす。川霧も晴れ、鮮やかに色づいた木々が目に飛び込んでくる。
荒川の河原に下りてみると、ちょうどライン下りの船がやってきた。背後の山が、夕陽に照らされて 美しく輝いている。
船頭さんがたくみに竿をさして船を操っていく。手を合わせて流れを読むさまはまるで川面を拝むかのようだ。
そして始まった紅葉のライトアップである。いつの間にか、会場はたくさんの人でにぎわっていた。
手前の葉っぱを赤く見せるために、8秒の長時間露出。背景は黄色のキャンパスとなって、新しい世界が見えてきた。
三日月が見えていた。月ともみじの組み合わせ、これほど美しい情景を見たことがない。
最後の一枚。バックが漆黒なだけに、真っ赤に照らされたもみじは、まさに孤高の美しさ。