鉄道写真と飛行機写真の撮影紀
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2023年の表紙写真集
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明けゆく空に、舞う雪煙
雪が少ないこのエリアにしては珍しく、昨夜から降り始めた雪が辺りをうすく白く染め上げていた。朝7時、日が短い北の大地はまだうす暗い。明けゆく空の下、普通列車は軽やかに雪煙を舞い上げて、カーブの向こうへと消えていった。
秘境奥会津、あこがれの路
2022年10月1日、11年ぶりに全線で復旧となった只見線。以前からあこがれつつも、秘境・奥会津への道は遠く、なかなかその機会を得られなかった。キハ40系撤退を目前にした2020年2月、ついに初訪問。あこがれの旅路を辿った。
令和の春も、平成の春
かつて、石炭輸送列車がひっきりなしに走っていた証として、複線の立派な線路を持つ平成筑豊鉄道。令和になった今では一両きりのディーゼルカーがのんびりと走るだけになった。両側に菜の花が咲くS字カーブを普通列車が駆けてきた。
筑波嶺の長閑な春に
関東鉄道という大仰な会社名の常総線だが、関東平野のだだっ広さを実感するにはもってこいの路線だ。何しろ東京からこんな近くでディーゼルカーに会えるのは素晴らしい。筑波山を望む長閑な場所で、やってきた春をのんびり楽しんだ。
北の空へ向かって
いかにも北海道らしい雄大さを感じられる絶景空港として名高い旭川空港。飛行機写真の大家Luke.H.OZAWA先生の写真展がお隣の東川町で開かれると聞いて、文字通り飛んできた初夏の旭川空港で存分に北の空を駆ける飛行機たちを追いかけた。
ミニ私鉄、夏を走る
銚子から外川までのごく短い距離を結ぶミニ私鉄、銚子電気鉄道。古い車両も魅力なら、各駅の雰囲気も魅力にあふれている。撮るもよし、散策するもよし。気に入った駅で降り立って、紫陽花の咲く夏のミニ私鉄沿線をじっくりと巡った。
瀬戸の潮風、さわやかに
西の大動脈・山陽本線。地図で見ると瀬戸内海のそばを走っているのだが、実際に海沿いを走る区間は予想外に少ない。そんな中でも岩国から柳井にかけては海沿い区間のハイライトだ。さわやかな瀬戸の潮風を存分に浴びて走る。
最果てを目指す夏
宗谷、稚内……その言葉を聞くだけで想起させる、最果てへのあこがれ。人口希薄地帯を貫き、多くの駅は廃止となり、いまや終着まで向かう列車は特急と普通列車が数本だけとなった。夏、最果てを目指し、針路を北へと取った。
ゆっくりと、にっぽんの秋
1979年、動態保存SLの端緒として復活運転が開始されたSLやまぐち号。これぞまさににっぽんの秋ともいうべき景色の中を、ゆっくりと、しかし力強く走る様は心を震わせるものがある。ひなびた山口線の秋をSLと共に楽しんだ。
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