鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

しっとり岡山後楽園

梅雨に入り、ぽつぽつと雨が降り続く中、出張で岡山を訪れた。岡山には日本三名園のひとつ後楽園がある。 帰りの電車まで少しの時間、園内を散策した。しっとりとした光景に心が洗い流された。（全12枚・1/1）

岡山駅前から路面電車に乗って城下電停で下車、徒歩数分。漆黒の名城岡山城が見えてきた。

天守に昇る。美しく光り輝く金の鯱ほこに、バックの芝生は後楽園。心地よい風景だった。

岡山城と後楽園の間を流れるのは旭川。天然の川を利用した城下町づくり。

後楽園の中からも随所から岡山城天守を望むことができる。黒光りする天守が大変美しい。

小さな東屋の中から庭園を望む。黄緑色の芝生に、濃い緑の松の木。額縁を通すとより一層美しさが光る。

小舟が浮かぶ池に降り注ぐ雨。カエルの一匹でもいたらもっと情緒あったかな。

天守が見える庭園の奥地に花菖蒲が咲いていました。ちょっと見に行ってみましょうか。

目にも鮮やかな花菖蒲の群落。この花にはやはり雨に濡れそぼる姿がよく似合う。

花菖蒲の群落の向こうに、茶屋のような建物。若い男女が佇んでいた。いい光景だな。幸せが伝わってくる。

さらに庭園を歩いていくと見事な竹林。そしてその前に灯篭が。うーん、いい雰囲気じゃないですか。

苔むした灯篭と竹林の若竹色がよく似合っていた。和の調和というのだろうか、何とも目に優しい。

一面の芝生の中を美しい曲線を描いて流れる水路が庭園にアクセントを加える。