鉄道写真と飛行機写真の撮影紀
松本盆地を走る小さな私鉄・アルピコ交通。ある秋の休日、短い鉄路をお散歩。濃い霧の朝に、稲穂、コスモス、ソバ、そしてリンゴと、秋のアイテムをたくさん見つけました。(全20枚・1/2)
【信濃荒井-大庭】時折り犬の散歩をする人が通る以外は静かな田園地帯。太陽が朝もやに差し込んでキラキラと輝いていた。
【信濃荒井-大庭】大庭で行き違いをした松本行がやってくる頃にはさらに霧が深くなった。刈り取り間近の田んぼが朝つゆで濡れる。
【大庭-下新】霧はますます深くなる。車の運転にも気を使うほどだ。だいぶ終わりかけだったがソバの花が咲いていた。
【下島-波田】波田近辺まで来ると霧が晴れてきた。日が差し込む中、赤く実ったリンゴ畑の横を列車が駆けていった。
【下島-波田】線路と国道の間の狭いところにもリンゴが実っていた。信州といえばリンゴ。信州らしい画を撮れました。
【下島-波田】コスモスが咲いていた。線路際のせま苦しいところだったが強引に撮影してみた。秋らしい一枚になった。
【波田-渕東】渕東と書いて「えんどう」と読ませる難読駅に列車が到着。この辺りの田んぼはあらかた稲刈りが終わったようだ。
【渕東】コスモスが咲き乱れる渕東駅。まだ霧が残る背後の山、そして青空。高原らしい涼やかな風が吹いていた。
【渕東】アルピコグループを象徴する5色のラインが美しい車両に乗客が乗り込む。地元の足として大切にされているようだ。
【波田-渕東】渕東駅近辺で唯一刈り取りが行われていなかった田んぼのほとりで列車を待つ。黄金の稲穂はやはりいいものです。