鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

上田電鉄豊穣紀

信州随一の米どころ、塩田平を走る上田電鉄。往年の丸窓電車を模したまるまどりーむ号が走るミニ私鉄である。 実りの季節を迎えた田園地帯を進む小私鉄を追いかけた。（全30枚・2/3）

【別所温泉】終点・別所温泉。駅舎本屋は中塩田駅と同じだが、張り出したホーム上屋が異なった趣きを魅せている。

【別所温泉】さっきの中塩田駅はツタが絡まっていたが、こっちはリニューアルされ、塗装も美しく塗りなおされていた。

【別所温泉】なんとか読み取れるというレベルにまで擦り切れてしまった駅名板。古き良き時代の名残りの物。

【別所温泉】今は使われていない対岸ホームには、コスモスやたくさんの草花と共に、小さく可愛い駅名票がポツリ。

【別所温泉】大正ロマンを想起させる袴姿の女性駅員さんが見送る中、電車はゆっくりドアを閉め、上田へと折り返していった。

【別所温泉】発車した列車は、現在は荷物置き場兼資料館になっている元祖丸窓電車の横をすり抜け、坂を下りていく。

【別所温泉】元祖丸窓電車の丸窓部分。傷みは隠しようがないが、こういった電車がまだ保存されていることに感謝したい。

【八木沢－別所温泉】別所温泉への上り坂の途中にある踏切で、アウトカーブを駆けてくる電車を撮影。コスモスが彩りを添える。

【八木沢－別所温泉】一部では刈り取りが終わり、はさ架けが電車を見送っていた。こういった景色もまたこの時期の風物詩である。

【八木沢－別所温泉】お昼を食べている間に晴れてきた。黄金に色づく田んぼと、ほとりに咲くコスモスと一緒に 電車を撮影した。