鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

かしてつ最後の秋

2007年3月いっぱいで廃止、その声を聞いて、関東のローカル私鉄鹿島鉄道を初めて訪れたのは2006年の9月だった。 田園風景や線路端のコスモス、何でもない風景までもが愛おしく思えた。(全16枚・2/2)

鹿島鉄道・八木蒔-桃浦

【八木蒔-桃浦】金太郎、と呼ばれているそうである、2枚窓のディーゼルカー。「いかにも」な名前の老兵に出逢えてよかった。

鹿島鉄道・八木蒔-桃浦

【八木蒔-桃浦】八木蒔駅の北側にある霞ヶ浦を望むカーブ。線路際に経つポールがいい雰囲気。昭和11年製のキハ600がやってきた。

鹿島鉄道・八木蒔-桃浦

【八木蒔-桃浦】石岡行の列車を待つ。いいタイミングで、秋らしい雲も出てきた。美しい写真に仕上がった。

鹿島鉄道・浜

【浜】鹿島鉄道の中では相当有名な浜駅。廃止を聞きつけた鉄道カメラマンに囲まれながら、コスモスが揺れる浜駅を撮影した。

鹿島鉄道・浜-玉造町

【浜-玉造町】1両きりのディーゼルカーは、トコトコと田園の中を走る。素朴で、懐かしい光景が、そこには展開されていた。

鹿島鉄道・浜-玉造町

【浜-玉造町】浜駅近くの国道の跨線橋から撮影。霞ヶ浦と、田園と、懐かしさ漂う家が、いい雰囲気をかもし出している。

鹿島鉄道・浜-玉造町

【浜-玉造町】国道の跨線橋の反対側で撮影。田んぼに青空に、ほどよいカーブ。素朴で懐かしい光景がそこにあった。

鹿島鉄道・玉造町-榎本

【玉造町-榎本】線路端の築堤によじ登って列車を待つ。蚊が多く、列車がやってくるまでに手だけで5ヶ所も刺された。かゆい!