鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

山口線秋風紀

新山口から山口、津和野を抜けて益田まで、SLやまぐち号が走ることで有名な山口線だが、ローカル列車の情景も捨てがたい。黄金に色づく田んぼや石州瓦の赤い屋根、よく晴れた秋の休日、ひなびた景色を堪能した。（全20枚・2/2）

【地福】地福駅へ。小さな商店の奥に、石州瓦が美しいこじんまりとした駅舎がありました。大正7年の開業当時からある駅舎。

【地福】地福駅の入口。シンプルな駅名板もさることながら、この裸電球がたまりません。いかにもローカル線の駅といった風情。

【地福】ホームには「あとう　じふく」と書かれた木彫りのくまさんがありました。かわいいけど、本物に逢うのはごめんです。

【地福】地福駅の横は見事な田園地帯。ちょうどよく山口行の列車が来る時間だったのでパチリ。刈り入れ間近の黄金の田んぼでした。

【徳佐ー船平山】船平山駅にかなり近づいた集落への入口にある道路から。石州瓦の集落に、タラコ色のキハが溶け込みそう。

【徳佐ー船平山】有名なSLの撮影ポイントへ移動。まずは露払い役の普通列車を撮影。いやいや、こちらも主役級の美しさです。

【徳佐ー船平山】大本命のSLやまぐち号。だんだんと近づいてくるドラフト音がたまりません。夢中でシャッターを切りました。

【船平山－津和野】島根県に少しだけ入って、津和野の南にある踏切へ。ここからは津和野の街をバックに駆ける列車を遠望できます。

【船平山－津和野】そして踏切へやってきた特急スーパーおき。秋らしい青い空、みどりの山、そして韋駄天特急。実に爽快。

【名草－地福】帰りのSLは名草－地福間の高台からS字カーブを望むポイントで。撮影者も少なく落ち着いて撮れました。