鉄道写真と飛行機写真の撮影紀
関東近郊で田んぼに囲まれた小駅と聞いて真っ先に思い出したのがひたちなか海浜鉄道湊線の中根駅。9月初旬、まさに刈入れ間近の田園風景を楽しみました。(全20枚・1/2)
ユニークな駅名票、昔から変わらない簡素な待合室。中根駅の魅力は大切にされつつ何もないところでしょうか。
茨城交通時代はそれこそ素っ気ないつくりの待合室でしたが、応援団の方の活動でどんどん魅力が発信されています。
おらが鉄道、マイレール運動……いろいろ聞きますが、湊線ほど、それが実を結んでいる活動を目にしたことがありません。
中根駅の後方に置かれている手作り感満載のベンチとテーブル。お弁当を食べるのにもいいでしょう。愛されていますね。
ホームの反対側の細い道から。JR東海から来たキハ11がそのままのオレンジ色の帯を巻いて走ってきました。
那珂湊駅で交換した勝田行の列車は三木鉄道からやってきた車両。これも当地のカラーリングのままで走っています。
勝田で折り返してきたミキを待ちます。線路端の田んぼはまさに刈入れ間近。黄金の野原が一面になびいていました。
田んぼを巡回していた農家の方から、来週には稲刈りを終えるとのこと。来たタイミングとしてはまさにベストタイミング。
今日はミキとキハ11が運用に入っているようです。鉄道以外の人工物が見えない中をゴトンゴトンと列車が駆けていきます。
最初は雲も多めでしたが、そのうち快晴に。青く澄み切った秋空が広がってきました。気持ちよさそうですねぇ。