鉄道写真と飛行機写真の撮影紀
茨城交通(現ひたちなか海浜鉄道)は常磐線の勝田から那珂湊を経て阿字ヶ浦までを結ぶ小さなローカル私鉄。 しかしながら、そのロケーションはすばらしく、旅にはもってこいの路線だ。(全24枚・1/3)
【中根】朝の5時半。上り一番列車勝田行がやってきた。まだ5時半だというのに、5月だともうこんなにも明るい。
【中根】朝日を浴びて、勝田行の列車が発車していく。まだ中根の集落は起きておらず、ひと気はない。
【中根】6時を少し過ぎた辺りから、農家の人たちがいっせいに仕事を始めた。中根の集落はまさに田植えの真っ最中。
【中根】中根駅のホームから撮影。緩やかなカーブを描きながら広がる林と、そのたもとの軽トラックがいいアクセント。
【中根】田んぼのほとりの川べりに、菜の花が咲いていた。もう終わりの頃なのか、花は小さく、ほとんどが種になっていた。
【中根】中根駅、田んぼのど真ん中、なぜこんなところに駅があるのか疑問に思ってしまうような駅でした。
【中根】刻々と姿を変えていく雲の姿に、ほのぼのとした感慨を抱きながら、次の列車を待つ。これが楽しい。
【中根】初夏というよりも、もはや盛夏といった方がいいかもしれないほどの日の光。農家の人と絡んだのでよしとしますか。