鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

只見線冬街道

日本でも有数の豪雪地帯を走る只見線。幾度も只見川を渡る絶景路線として世界的に知られる。その価値は、沿線人口の希薄さや輸送密度だけでは図れない、地域の観光の目玉としての価値を持つ。予想以上の豪雪に驚きつつ、冬の只見線の旅を堪能した。（全24枚・1/2）

【会津坂下】所用があって、会津若松で車を借りたのが土曜の午後。間もなく陽が沈もうとする頃、まずは会津坂下駅へ。

【会津坂下】会津坂下駅には撮影名所となっている跨線橋があります。そこから会津若松行を撮影。雪は少ないです。

【会津坂下】最後尾はユネスコエコパークの特別塗装でした。土曜日ですが、近くの高校生がたくさん乗り込んでいました。

【会津柳津】あっという間に暗くなりました。次にやってきたのは会津柳津駅。雪が激しく降ってきました。

【会津柳津】待合室は広く、そして暖かく、実に居心地がいい場所でした。ローカル線の駅はいやされますね。

【会津柳津】遠ざかるテールライト。会津川口行の列車を見送ります。この木で造られたホーム上屋も見事なものです。

【会津川口】雪は降り続き、路面状況も悪くてこわごわしながらも、現在の終点・会津川口に到着。駅前は真っ暗でした。

【会津川口】この昔ながらの駅名票が実にいい雰囲気。激しく降り続ける雪、電灯の明かりもこの雪景色によく合います。

【会津川口】やがて、いつの間にかに追い抜いた普通列車が到着しました。駅舎の入口から、降る雪と駅名票と絡めました。

【会津川口】この時下車した人はわずか5名ほど。会津若松はまったく雪がなかったので、きっとびっくりしていることでしょう。

【早戸】今日の宿は会津若松。40km以上の道のりを帰ります。帰りがけに寄ったのは早戸駅。10名近くのカメラマンがいました。

【早戸】会津若松行の列車を見送ります。比較的小降りになってきた雪の中、誰も乗り降りせず、聞こえるのはシャッター音ばかり。