鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

米坂錦秋鉄路

2008年秋、新型車両投入を控え、いよいよ最終章へと突入した米坂線国鉄型気動車の最後の雄姿を収めるべく、錦秋の飯豊山系を訪れた。ころころ変わる天候に翻弄されたが、いい撮影行だった。（全20枚・1/2）

【羽前沼沢－伊佐領】明沢のカーブの向こうから、国鉄色キハ52を先頭とした列車がやってきた。カッコイイですなぁ。

【手ノ子－羽前沼沢】落合のＳ字カーブで米沢行を待ち受ける。日が差してきたがお天気雨。この地特有の冬の兆候。

【手ノ子－羽前沼沢】振り返ると陽光に照らされた紅葉する木々に、線路端のススキが新潟色のキハを見送っていた。

【手ノ子－羽前沼沢】長駆新潟からかけてきた快速べにばなが、思い思いに色づいた木々とススキの山間へ姿を現した。

【羽前沼沢－伊佐領】やがて空には青空が。色づいた木々があっという間に輝きだす。息を呑む絶景の中を列車が駆ける。

【伊佐領－羽前松岡】羽前松岡の大カーブを行く1131D。美しく光り輝く世界の中を気持ちよさそうに駆けていく。

【小国－越後金丸】国道の向大沢橋から全山が黄色く色づいた赤芝の山々を背景に鉄橋を渡る1131Dを撮影。

【小国－越後金丸】横根トンネルを抜けた列車は赤芝峡を渡る。こちらサイドは日が当たらないが、背景の山はまさに黄金の輝き。

【羽前沼沢－伊佐領】小国で先ほどの1130Dを追い越し、弁当沢のアーチ橋へと先回り。色づいた木々が本当に美しかった。

【中郡－羽前小松】米沢盆地の入口羽前小松を望む虚空蔵山からの遠望。散居集落の美しさを存分に楽しめる場所。