鉄道写真と飛行機写真の撮影紀
佐世保線を使えば有田から佐世保まではわずかに20km。その区間を4倍以上の93.8kmもかけてぐるりと半島に沿って回り込む松浦鉄道には桜の名所がたくさんある。桜の季節、沿線には春の歓びがあふれている。(全50枚・1/5)
【蔵宿】佐賀県側の起点・有田から撮影スタート。まず立ち寄ったのは蔵宿駅。大正2年築といわれる古い木造駅舎がお出迎え。
【蔵宿】改札口の向こう側に桜の木が見えます。こういうチラリズム、大好きです。ちなみに駅舎はカフェ併設の工事中でした。
【蔵宿】待合室には、大きく松浦鉄道の車両が描かれ、地元で大切にされている鉄道であることを実感させてくれました。
【蔵宿】列車がやってくる頃、太陽が姿を現しました。桜並木は、やはり青空の下で撮らないと色が映えません。これはうれしい。
【蔵宿】発車していく列車を見送ります。初っ端から、素晴らしい桜の駅に出逢いました。これは幸先のよいスタートです。
【金武】続いてやってきたのは、有田川沿いの狭い平地にある金武駅。画角がきついのですが、満開の桜を絡められる踏切で一枚。
【金武】駅の桜は少し散り始めでしょうか。それでも青空バックなら迫力十分。狭いホームに、待つ人はいませんでした。
【金武】発車していく列車をお見送り。線路の横をずっと桜並木が続いていて、それはそれは美しいものでした。
【久原】桜を追いかけ北上。運行形態が分かれる伊万里以北へ。久原という駅で思いがけず出会ったのはレトロ調車両の臨時列車。
【久原】この久原駅も桜の名所として知られる駅です。付近は工業地帯でひっきりなしにトラックが通りますが駅桜内は癒しの空間。