鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

宗谷本線夏模様

利用客の少ないいくつかの駅が廃止になる予定と聞いて思い立った宗谷本線の夏紀行。少ない本数の列車を工夫して撮りながら向かった最北の街・稚内。先行きの限りない厳しさを感じつつ、魅力あふれる沿線の夏を楽しんだ。（全50枚・2/5）

【智恵文】名寄の北にある智恵文駅。沿線では珍しく比較的まとまった集落があります。駅舎もきれいに整備されていました。

【智恵文】ここ智恵文で名寄行の列車を撮影。まぶしい緑の中、カーブを曲がってくる列車。武骨さが大好きなキハ54でした。

【日進－北星】宗谷本線でも指折りの名撮影地である東恵橋へ。冬場はすごい雪、夏場はあふれるばかりの緑。特急宗谷が通過。

【日進－北星】レンズを引きながら撮影します。特急列車も4両編成と短くなりましたが、今でも元気に最北の街を結んでいます。

【北星】廃止予定の駅では最も来てみたかったのがここ北星駅。周りは数軒の民家だけ。名物となった木造の待合室も見えています。

【北星】この「毛織北紡」の看板の入った待合室が何ともいえない壮絶さを醸し出しています。この時は多くの観光客がいました。

【北星】やってきた普通列車を踏切で撮影。一両程度の板張りホームしかありませんが廃止を名残り惜しむファンであふれていました。

【南美深】同じく廃止予定の南美深駅周辺は見事な穀倉地帯。大規模稲作北限の地が美深町ともいわれています。普通列車が通過。

【南美深】同じ場所で、夕方に通過する旭川行特急サロベツも撮ることにしました。少しずつ稲が色づいてきています。

【紋穂内】美深から北に進んだ、廃止予定の紋穂内へ。「もんぽない」って読めないですよね。しかも壮絶な車掌車駅舎でした。