鉄道写真と飛行機写真の撮影紀

宗谷本線夏模様

利用客の少ないいくつかの駅が廃止になる予定と聞いて思い立った宗谷本線の夏紀行。少ない本数の列車を工夫して撮りながら向かった最北の街・稚内。先行きの限りない厳しさを感じつつ、魅力あふれる沿線の夏を楽しんだ。（全50枚・3/5）

【天塩中川】音威子府から峠を越えてやってきた天塩中川。2014年に改修されレトロ感が増した駅舎が西日に輝いていました。

【天塩中川】この丸形ポスト、板張りの駅舎。一枚板の駅名板。中川町の管理に移って、いつまでも大切にされてほしいです。

【下沼駅付近】そのまま車を北上させて、下沼駅付近の跨線橋で、夕日にシルエットとして浮かび上がる利尻岳を撮りました。

【下沼－豊富】豊富駅手前の国道沿いで開けた撮影地を発見。列車が黒くつぶれないようにかなり明るめに撮りました。

【抜海】日本最北の無人駅、そして味わいのある木造駅舎で知られる抜海駅にやってきました。この駅名にすら味わいを感じます。

【抜海】ホーム側の駅名票。この縦書きがいい感じ。相撲字というのでしょうか、極太の筆文字がこの駅名にはよく似合います。

【抜海】ファンには有名な駅だけに多くのカメラマンがいましたが、みんな列車に乗り込みました。ひとり列車を見送ります。

【稚内】そしてやってきた最北端の駅・稚内。最南端の枕崎駅からは3,000kmも離れています。近年どちらも行きました。

【稚内】ちょうど停まっていたキハ54の車体と、その先にある車止め、そして「日本最北端の駅」の標柱。稚内駅でしか撮れない光景。

【稚内港北防波堤ドーム】かつて、稚泊航路があった時はここまで線路があったといわれる北防波堤ドーム。土木遺産になっています。